当社は長野ホーマー株式会社として平成元年に設立しました。山柴水明の地『信州』の水環境を次世代の子供たちに伝えるため“命の糧水を護りたい”を企業理念として掲げ、合弁処理浄化層の設計・施工・販売・維持管理を中心に活動してまいりましたが、平成10年に設立10周年を迎えるに当たりCI計画の第一歩として平成9年10月1日をもって『アクアシステム株式会社』に社名変更致しました。 生命の源である水、豊かな自然を育む水、地球の約7割が海であり、人間の体もその7割が水であります。水はすべての生態系に多くの恵みを与え、澄んだ水がなければ高度技術開発もありません。水はそれほどわれわれの社会にとって重要な資源であり、常に循環しています。人は生きることによりその水を汚しているといっても過言ではありません。高度経済成長の時代に企業から排出され公害をも発生させた産業排水は各種規制のもと適正処理されるようになり、今や環境汚染の主原因は生活排水になっているのです。インフラ整備としての下水道の普及も急がれていますが膨大な予算と多大な期間がかかる中、集中処理から分散処理へという時代の流れとともに各戸、各事業所で屎尿と併せて生活雑排水の処理を個別に行う合併処理浄化槽の啓豪、普及推進に邁進してまいりました。 21世紀を目前にした今、技術革新は加速を早め、マルチメディアの発展とともにボーダーレス化もすすむ中、個人・企業そして地域の個性・特色が重要視される時代になったといえます。当社も心の故郷信州の水環境保全に貢献し、信州の資源の有効活用をはかる地域に根ざした企業としてありたいと考え、従来の合併浄化槽事業(合併浄化槽の設計・施工・販売・維持管理)に加えて、当社関連企業の開発による信州木曽ひのき関連商品の販売事業、国際標準規格『ISO』に関するコンサルティング事業を開始しました。 水(アクア)をキーワードに地域に根ざした専門技術集団として活動しております。 |